遺骨から宝石を作る。新しい葬儀の形「ダイヤモンド葬」とは一体・・・?

4万〜7万いいね

これからはお墓のいらない世界になっていくのかもしれない

 

今日は1.5万RT, 5.4万いいねを超えたこの話題を紹介するよ

ダイヤモンド葬とは一体・・・?

メモリアルダイヤモンドとは

画像引用 algordanza 

スイスに本社を構える、アルゴダンザ社の提供しているサービス「メモリアルダイヤモンドの製作」は亡くなった方、ペットなどの遺骨に含まれている炭素成分を抽出し、その成分だけからダイヤモンドを作製するというもの。

 

「ダイヤモンド葬」は、正確には「火葬」された後の遺骨を用いてダイヤモンドを作るため「葬儀」とは異なりますが、愛する人を偲び称えることという意味でアルゴダンザ社はダイヤモンド葬と名前をつけているそう。

故人の遺骨をダイヤモンドという形で遺すという選択

事実、愛する人を無くして、大きな悲しみや絶望にくれる中、故人の遺骨をダイヤモンドという形で身に付けることができる、ダイヤモンドが故人の象徴になるということに魅力を感じ依頼するという方も増えてきているそうです

また、近年では「終活」に対する考え方も多種多様化しており、古くからの日本で一般的な仏教的な葬儀、儀式に興味がない、価値を感じないという方や死後もお墓を作ろうと思わない方も増えてきていることから、そのような背景のもと、このダイヤモンド葬という新しい葬儀スタイルというのはニーズが増えてきているのかもしれません。

大切な家族の一員。ペットの遺骨も対応

画像引用 algordanza 

アルゴダンザ社では、ペットの遺骨や、体毛からもメモリアルダイヤモンドの製作を行なっています。

近年、長い年月を一緒に暮らしてきた猫や犬などのペットを大切な家族の一員として考える家庭が増えてきました。猫や犬は人と比べるとどうしても寿命が短いため、いつかは必ず別れの時がやってきます。

 

いくら家族の一員だと思っていたとしても、遺骨を家族の墓に一緒に埋めるという家庭は少なく、ほとんどの家では、思い出の場所である家に保管したり、ペット庭園に他の家庭の多くの猫、犬と一緒に埋葬するという家庭が多いのではないでしょうか

そんな中、大切な家族の一員だった犬、猫をダイヤモンドという形で自分の近くに置いておくことができるダイヤモンド葬は需要が増えてきているのでしょう。

宝石ではなく、原石のままでも

画像引用 algordanza 

「綺麗な宝石が欲しいわけではない」「キラキラした宝石は故人のイメージとは合わない」という声も一定数あり、そういった方には、故人由来の遺骨から作製したダイヤモンドを原石のまま届けるといったサービスもあるそうです。

本当に遺骨からダイヤモンドは作れるの?

ダイヤモンドの製作過程

そんな、新しい葬儀の一つであるダイヤモンド葬ですが、私たちが気になることの一つに本当に遺骨からダイヤモンドが作れるのか?ということがあると思います。

ダイヤモンドは本来、自然環境に存在する高温高圧化の条件の下に長い年月をかけて作られます。アルゴダンザ社は遺骨から人体の20%を構成していると言われている炭素を抽出し、人工的に高温高圧化の環境を作り出す(5万気圧、1300度以上の高温高圧下)ことでダイヤモンドを作製しています。ダイヤモンドのサイズは遺骨の量には関係なく、加圧器内における結晶化の期間の長さによって変化するそうです。

 

詳細な精製過程についてはアルゴダンザ社の公式HPの動画がとても分かりやすいのでご覧ください。

ご遺骨から製作するアルゴダンザ・メモリアル・ダイヤモンド:2016

本当に遺骨由来のダイヤモンドなの?

もう一つ、ダイヤモンド葬を考えるにあたって知りたいことの一つに、「そのダイヤモンドが本当に遺骨由来の成分から作られているか」ということがあると思います。

 

この点に関しては2010年にスイスの公証人が「アルゴダンザ社は遺骨からダイヤモンドを作製した」ということを証言したことを元に証明されているとのことです。

アルゴダンザ社ホームページに記載されている以下の説明が分かりやすいので引用します。

アルゴダンザは2010年1月、スイスの公証人に、「私たちの製造工程をすべて公開するので、検証・観察し、遺骨からダイヤモンドを製造している事を証言して欲しい」とお願いしました。公証人とは、中立的な存在であるだけでなく、公証人の書面による証言は「本当にそうであったこと」が裁判所でも真実と認められるほど大きな権限を持ちます。そういった意味で公証人の証言は、ご依頼者がご自身ですべてを観察するのと同等の信頼性のある証言です。
公証人は今回、ある御依頼者のご遺骨から炭素を抽出する段階から、結晶化、また出来た結晶を宝石鑑定士がダイヤモンドであると認定するまですべてを自身で立会いの下、検証・観察を行いました。結晶化など時間のかかる工程においては機械に封印をし、立会いの下でなければ開封できないようにする等、万全な方法をとりました。 その結果、その製造方法には「間違いやごまかしは全くなく」確かにアルゴダンザが遺骨からダイヤモンドを製作した旨、公正証書にて証明をしたのです。 私たちにとっては通常行っている事を行っただけではありますが、これをもって「遺骨からダイヤモンドが製造できるのか」の論議は終了されるものと信じており、又ひとつ皆様の信頼を獲得できるものと確信しております。

アルゴダンザ社公式ホームページより引用

 

つまり、スイスの裁判所で認められているほどの信頼性があると考えていいでしょう。

人によって青色の濃さが異なるダイヤモンドに

画像引用 algordanza:実際に製作されたダイヤモンドの色味

アルゴダンザ社のメモリアルダイヤモンドほとんどは無色透明から美しいブルーの色合いです。この色味は着色によるものではなく、遺灰や遺骨に含まれるホウ素などの微少元素によって自然に決まるものであり、人によってその色合いは異なるそうです。そのため、色の選択は不可能とのこと

次に透明度(クラリティ)に関してです。天然ダイヤモンドの透明度には評価方法があり、顕微鏡やルーペを使ってダイヤモンドを10倍に拡大したときに内包物やまだらがどのように見えるかを

FL, IF, VVS1・2, VS1・2, SI1・2, I1・2・3

の11段階に分けて評価します。メモリアルダイヤモンドの透明度(クラリティ)は

最低でもIクラスの保証ですが、実際生産されたダイヤモンドの過半数がその2つ上のVSクラス(10倍拡大で含有物の発見がやや困難)であるという実績を誇っています。

気になる値段は?

そんなダイヤモンド葬にかかる費用ですが、ダイヤモンドのサイズによって値段は異なり、

一番小さい0.2カラットで48万円〜、一番大きい1.0カラットで248万円だそうです。

詳細に関してはアルゴダンザ社の公式ホームページをどうぞ

簡潔なまとめ!

  1. ダイヤモンド葬という新しい葬儀の形が増えてきている
  2. 故人、ペットの遺骨からダイヤモンドを作るというもの
  3. 人によって完成するダイヤモンドの青色の濃さが異なる
  4. 値段は48万円〜

 

以上。簡単にですが、今話題のダイヤモンド葬についてまとめてみました。参考にしてみてください。

 

この記事のアイキャッチ画像はalgordanza 公式ホームページより引用しています

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