いつ起こるか分からない災害対策、あなたはできていますか?
“メガネ・コンタクトを失えば道さえ歩けず文字も読めない”という点では、眼鏡使用者は災害弱者に十分含まれる。
自分のため、助けを求める人のためにも
ツマミで度数調整できる非常用メガネをぜひ備蓄に入れておいて欲しい
(¥2,000~¥3,000程度) pic.twitter.com/isQpKnrlps— tetsu (@metatetsu) January 17, 2017

今日は2.4万RT, 2.3万いいねを超えたこのメガネを紹介するよ
どんなメガネなの・・・?
意外と多い、災害弱者
Twitterで2.3万いいねという注目度。
21世紀に入りもっとも多くの犠牲者を出した2011年の前代未聞の大震災から早くも8年が経とうとしています。
東北を襲ったあの災害を機に私たち日本人は、テレビなどのマスメディアを中心として、災害に対する多くの知識を身につけました。
Twitterなどでも日々、災害時に役に立つような情報を入手できるようになり、

東日本大震災が起こる前には多くの人が用意していなかった「災害バッグ」が多くの家庭で普及し、
津波や洪水時にどれくらいの被害が起きるかを予想する「ハザードマップ」に目を通し、万が一災害が起きた際の連絡手段を確認するといったように、
明らかに私たち日本人の災害に対する対策や知識は向上しているように感じます。
さて、皆さんは”災害弱者”という言葉を聞いたことはありますか?
災害弱者とは「災害時、自力での避難が通常の者より難しく、避難行動に支援を要する人々」のことを指し、イメージしやすい身近な人でいうと
- お年寄りの方
- 子供
- 障害者や傷病者
- 妊婦さん
など、避難する際に特別な支援が必要な人が挙げられます。
多くの人が”災害弱者”になりうる
ですが、実は、ここに挙げられていない人でも意外にも多くの人がこの災害弱者になりうるんです。
今、新たに災害弱者になりうる人々、と考えられているのがメガネや老眼鏡、コンタクトレンズを装着して生活を送っている人。つまり一言でいうと”目が悪い人” です。
程度にもよりますが、メガネをつけて生活をしている人の多くは、メガネがないと少し離れた文字が読めなかったり、生活に支障がでるという人も多いのではないでしょうか
また、災害時に発生する停電でメガネが見つからなかったり、家具が倒れてメガネが壊れたりした際に予備のメガネを準備している人は意外と少ないのではないでしょうか
今日は、そんな”災害弱者”になりうる目が悪い人にオススメしたい、とあるグッズを紹介したいと思います。
災害緊急用メガネ
今、TwitterなどのSNSを通じて話題となっているのがこちらの災害緊急用メガネです。
このメガネは通常のメガネとは異なり、2枚のレンズが組み合わさってできており、
-6.0〜+3.0まで幅広い視力に対応することができるようになっています。
普段使いには適しませんが、近視、遠視、老眼までこれ一つで対応することができるため、バッグにこれ一つ入っているだけでかなり安心することができる
便利な災害対策グッズです。
使い方は?注意点は?
気になる使い方は、とっても簡単で、フレームの左右に付いているツマミを回すことで2枚の凹凸の異なるレンズがスライドし
-6.0から+3.0の範囲内の適正なピントに合わせることができます。
また、この災害緊急用メガネは元々災害用に作られているため、災害時に対応できるような多少の物の落下などではビクともしない強固な保護ケースに入れられて販売されているので
ケースごと保管することで、メガネが破損しない作りとなっています。
フレームの大きさも、多くの人に利用できるようなユニバーサルデザインとなっているのもさすが災害用といったところ。
ただし、このメガネはあくまで一時的に視力が必要な時に、不特定多数の人が使えるように開発されているため普通のメガネに比べて視野が狭く、見え方が異なるので普段使いには向いていないそうです。
また、残念ながら、乱視には対応していないようなので、強い乱視の人は自分専用の災害用予備メガネを日頃から準備する必要がありそう。
とは言っても、常日頃からメガネを常用している人にとってはメガネは無くてはならない矯正器具。
災害バッグにこれ一つ入っているだけで安心できるとっても便利なメガネと言えそうです。
簡潔なまとめ!
- アドレンズの災害緊急用メガネは幅広い視力に対応したメガネだよ!
- 災害時に使えるよう頑丈なケースに入っているよ!
- 誰でも使えるようなユニバーサルデザインになっているよ!
- あくまで一時的な緊急用で、普段使いには向いていないよ!
以上。簡単にですが、今話題の災害対策グッズについて調べてみました!
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