東北電力から楽天でんきにするといくら安くなるの?

今日は11月から始まるこの話題を紹介するよ
電力会社を安い会社に変えてみよう
11月から始まる新しい「電力供給サービス」
今回紹介するのは今までとは少し方向性が変わって「節約術」の話になります。
1990年代のバブルが崩壊してからこの20年間は「失われた20年」とも呼ばれ、日本は大不況に見舞われました。
日本が急激に経済成長してきた昭和の時代と比べて、今を生きる若い世代は就職難、増え続ける税金などに対する負荷や圧力が大きく、
そのような背景から先日はこのようなツイートが大きく共感、反響を呼びました。
若者はお給料から所得税と年金をごっそり引かれた後、経済を回すためにお金を使ったらその10%を消費税として取られ、買い物の帰り道に若者の年金で暮らす老人の車にはねられて死ぬんだぞ
— 肉球マン@土東O46a新刊メロブ (@nikukyumasimasi) October 16, 2018
確かに、このツイートを見ていると「救いようの無い」ようなやるせない気持ちにもなってきますね。
先日、来年の10%への消費税増税が決まったこともあり、できるだけ生活費などの消費を減らす方法はできないかと考えたどり着いた一つの方法を紹介したいと思います。
そもそも”お金”はどうしたら貯まるのか
2つのお金の貯め方を知っていますか?
まず、今回の話題「電力会社を安い会社に変えよう」という本題に入る前にどうしたらお金が貯まるのかについて考えてみたいと思います。
皆さんはお金の貯め方には2通りの方法があるということを知っていますか?
一つ目は誰もが思い浮かぶであろう、「収入を増やす」という方法です。
これはイメージがつきやすいと思うのですが、例えばアルバイト生活のフリーターではなく正社員となることで給料が上がる。
その職業の専門資格を手に入れることで給料が上がる。
今の仕事に加えて副業をすることで収入を増やすといった方法がこれに当たります。
そしてもう一つが「支出を減らす」という方法です。実は多くの人が力を入れないで「損をしている」のがこの、支出を減らすことに関してです。
支出には様々なものがあります。
例えば、水道、ガス、電気などのインフラ代、生命保険や自動車保険などの保険代、
家賃や住宅ローンなどの家にかかる費用、食費もそうですし、
誰もが必ず払っているであろう携帯料金、Wifiなどのインターネット料金などもそうですね。
他にも例えば趣味で毎月払っているNetflixやApple Musicなど毎月払っている固定費、支出は意外にもたくさんあり、
この支出が仮に0円になったとしたら、毎月相当な金額が貯まることになります。
固定費の一つ「電気代」を抑える努力をしていますか?
最近では「格安SIM」といった言葉も普及し、Docomoやauなどの大手から月々の携帯使用料金が安くなる会社へ移る人も増えてきました。
ですが支出の中でも毎月必ず発生する「固定費」の一つである「電気代」に関しては、
まだまだ大手企業である「東京電力」や「関西電力」などのままで、
何も考えずに月々の支払いをしている人が多いのでは無いでしょうか?
実は、2016年の「電気自由化」以降、これまで地域で決められた電力会社としか契約できなかった「電気」を様々な会社と契約できるようになり、
いわゆる「格安SIM」ならぬ「格安電気会社」の電気を購入することができるようになったのです。
今日はそんな電気会社の一つで、多くの人に馴染みのある株式会社「楽天」が提供しているサービスを紹介したいと思います。
楽天でんきって何・・・?
どれくらい安くなるの?
まず、一番に気になること、それは実際に電気料金が安くなるのか、どれくらい安くなるのかということですよね?
早速、今回我が家に東北電力から届いた電気料金請求内訳書を元に調べてみたいと思います。
ちなみに私は1LDKのマンションで一人暮らしをしています。
これまで詳しく電力会社のプランを確認していなかったのですが、「従量電灯B 40A」というプランで、先月は200kWh利用し、6062円かかっていました。
同じ条件(40A で200kWhの利用量)で楽天でんきではいくらかかるかというのはこちらからシミュレーションすることができるようになっていて、早速シミュレーションしてみると・・・
年間約7000円お得になるとの結果が出ました。詳細をみてみると
月々の平均電気料金は240円ほどしか安くなりませんが、電気代の支払いで楽天ポイントが付くので、その分さらにお得になるという計算となっていました。
4人暮らしの家庭ではさらにお得に
一人暮らしの私でも年間7000円も電気代が安くなるのですが、どうやら楽天でんきでは消費電力が多ければ多いほど割安になるとのこと。
そこで一般的な一戸建てに住む4人家族の平均的な世帯ではどれくらいお得になるのかもシミュレーションしてみました。
(50Aで1月平均消費電力450kWhと仮定)
すると驚きの結果が・・・
なんと1年で約2万円もお得になるという結果となりました。
月々の電気代も平均1000円以上安くなる上に楽天ポイントも付く(このポイントでも電気代の支払いが可能)ので、
4人家族の場合は確実に楽天でんきに切り替えたほうがいいということが分かります。
電気を全く使わない人、長期旅行によく行く人にもオススメ
さて、先ほどは、電気をたくさん使えば使うほど安くなると言いましたが、「電気を使わない人にもオススメ」って一体どういうことなのでしょうか?
たった数行で矛盾すること言ってんじゃねーよってツッコミが来そうですがこれからこの意味について、しっかりと解説します。
実は楽天でんきにはこれまでの電気会社と異なり、「基本料金」というものが存在しないのです。
基本料金とは、私の電気料金の明細でいうこれのこと
この基本料金とは一言で言えば「電気を使っても使わなくても発生する料金」のことで、
2週間〜数ヶ月の長期旅行へ行く人や出張、別荘などで電気をあまり使わない期間が多い人でも平等に払わなければいけません。
電気を使ってないのに電気代を払わないといけないってなんかとても無駄な気がしますよね
ですが、楽天でんきは純粋に使った電力に応じて料金が発生するので逆に言えば、
電気を使わなければお金がかからず、上記のような人は楽天でんきに切り替えるメリットが大きいと言えるでしょう。
「楽天でんき」のここが気になる Q&A
初期費用、工事費とか違約金はいくら・・・?
次に気になるのが、大手電力会社から楽天でんきに切り替えるに当たって、大変な工事や、初期契約費はかからないのか、
また携帯やWifiなどのインターネットサービスのように「2年縛り」のような違約金による制限は無いのか?ということですよね
もし、このような制限があったとしたら、たとえ月々500円程度安くなったとしても、楽天でんきへ移るメリットは多くはないでしょう
詳しく調べてみたところどうやら、楽天でんきに関してはその心配は無いようで、
楽天でんきの公式サイトでもこのような返答、記載がありました。
実際にはどれくらいの電気を利用したかがわかるスマートメーターの取り付けが必要となりますが、
その手続きや費用なども全て「楽天でんき」側が行ってくれるので自分でやること、かかる費用は全くないとのことでした。
初期費用・工事費が0円。違約金もかからない とあれば大手電力会社から移る敷居が一気に下がりますね
停電が起きやすかったりするんじゃないの・・・?
画像引用:エネチェンジ
新しく電力会社を変更するとなった際に気になることの一つに「これまで通り自由に電力を使えるのか」「停電しやすかったりするんじゃないのか」ということもあると思います。
これに関してはとても分かりやすい図(上図)があったので、この図を用いて説明します。
まず、結論から言うと「楽天でんきにすることによって現状よりも停電しやすくなったり、電力の契約先によって不安定になるということは、ありません」
というのも、全ての電力会社の送電網は今まで利用していたものと同じものを利用して送電します。
このため、送電網には全ての会社の電気が入り混じって流れることとなり、電力会社によって電気の品質が異なるということは起こりません。
契約ってめんどくさいイメージ・・・
さすが21世紀の大手企業「楽天」というだけあって、申し込みに関してはとっても簡単。
一昔前の企業のような
住所入力➡︎家に封筒が届く➡︎口座番号などを用紙に記入して返信・・・・・
といった煩わしい、めんどくさい手間は一切かかりません。
契約内容の登録、確認などは全てWebを通じて行うことが可能で、長くても10分程度の申し込みで完了します。
支払い方法も口座振替にする場合多少手間がかかりますが、クレジットカード支払いを登録すればそれだけで完了。
さらにこのクレジットカード支払い時に楽天カードを登録しておくと追加でボーナスポイントも付与されるという一石二鳥となっているんです。
今の電力会社の契約はどうするの?解約の仕方がわからない
そもそも、電力会社を変えることができるということすら知らなかった人も多いと思うので、解約の仕方なんか調べたことないですよね?(私は全く知りませんでした)
ですがそこも安心して大丈夫なようで、楽天でんきを契約した場合、今現在契約している電力会社の解約手続きなどは全て「楽天でんき」が行ってくれるということでした。
なので、楽天でんきに変更する手続きはWeb上での10分程度の申し込みだけ。
それだけで年間7000円〜2万円も節約できると考えるとかなりコストパフォーマンスのいい節約術と言えるのではないでしょうか
10月限定、プレエントリーキャンペーンもやってるよ!
そんな魅力満載の楽天でんきですが、実は10月限定で楽天ポイント3000円分がもらえるキャンペーンをやっているとのこと。
もちろん、この楽天ポイントはこの楽天でんきの支払いに利用することが可能であるので、実質1ヶ月分の電気料金が3000円オフになるようなもの。
11月になるとこのキャンペーンは終了してしまうので、気になっている方は遅れないように10月中に申し込みをしましょう
最後に デメリットは・・・?
さて、ここまで書いてきて、あまりにメリットが多い一方、今の所デメリットらしいデメリットがなく、とても不安な気持ちになる方も多いのではないでしょうか?
もちろん初めは私もそんな不安な気持ちになった一人でした。
この記事を作成する上でデメリットを調べてはみたのですが、なかなか見つけることができず、
次第に「もしかして本当に安くなるのでは・・・?これは切り替えないと勿体無いのでは?」と感じるようになりました。
そこで、今後は実際に私が「楽天でんき」に切り替えてどう感じたか、デメリットがあったのかについて随時こちらのサイトで報告していきたいと思います。
簡潔なまとめ!
- 2016年から、新しく電力会社を選べるようになったよ!
- 楽天でんきは電気を使わない人〜たくさん使う人まで多くの人が節約できる電気会社だよ!
- 大手企業である”楽天”が経営してるから安心だよ!
- 煩わしい手続きもなし。Webで10分で申し込みできるよ!
- 工事も初期費用も解約費も違約金もかからないよ!
- あまりにデメリットなさすぎてちょっと怖いくらい⇦本音
以上。簡単にですが、今話題の節約術について調べてみました!
コメント